ヒュンダイ ジェネシスクーペ…最強のドリフトマシン

自動車 ニューモデル モーターショー
ヒュンダイ ジェネシスクーペ…最強のドリフトマシン
ヒュンダイ ジェネシスクーペ…最強のドリフトマシン 全 5 枚 拡大写真

ヒュンダイモーターアメリカは、シカゴモーターショーで『ジェネシスクーペ』のドリフトマシン、『RMRレッドブル』を発表。

RMRとはリース・ミレン・レーシングの略。米国のドリフトキング、リース・ミレン氏が代表兼ドライバーを務める。RMRが手がけたジェネシスクーペは、まさに驚愕の性能だ。

V6エンジンは、排気量をベース車の3.8リットルから4.1リットルに拡大。ターボネティクス社製の大容量ターボを追加するなどのチューニングを施した。この結果、最大出力は310psから550psへ、最大トルクは36.8kgmから71.9kgmへ、劇的に向上。パワーウェイトレシオは1.98kg/psと驚異的な数値をマークしている。

徹底した軽量化を施しているのも特徴。内装材はすべて取り払われ、ボディパネルのほとんどがカーボンファイバー化された。トータル重量はわずか1088kg。空力性能は大型リアウイングやリアディフューザーで磨き込まれ、ワイド化されたリアフェンダーには265/40R18サイズのトーヨー『プロクセスR1R』が収まる。

さらに、ボディ剛性も徹底的に高められ、A/Bピラーなどを強化。室内には強固なロールケージが張り巡らされる。シートはスパルコ製のフルバケット、トランスミッションはHKS製のシーケンシャルを採用。足回りにはKW製の車高調整サスが組み込まれた。

このマシンが2009年、米国で行われるパイクピークス国際ヒルクライム、フォーミュラD、レッドラインタイムアタックシリーズの3競技に参戦。栄冠を勝ち取る準備は整ったもようだ。迫力の走行シーンを収めたPRビデオは、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る