【新聞ウォッチ】自動車生産、過去最大の下落率「良い減産」「悪い減産」

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【新聞ウォッチ】自動車生産、過去最大の下落率「良い減産」「悪い減産」
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年2月26日付

●車国内生産40%減 1月 トヨタなど4社下落率最大(読売・2面)

●トヨタ労組再就職あっせん期間従業員対象に(読売・2面)

●スズキ3月も操業休止、6工場で4-10日間(読売・10面)

●ニュースがわからん!ハイブリッド車って何なの?(朝日・2面)

●自動車、輸出も総崩れ1月の8社、前年比6割減(朝日・13面)

●パイロットから宇宙飛行士JAXA全日空と空自の2人(毎日・1面)

●高速道路無料化、経済効果試算公表へ予算委で国交相(毎日・2面)

●自動車在庫調整進展、一部増産も 本格回復は欧米頼み(産経・8面)

●新旧モデル併売『プリウス』増産(産経・9面)

●「日本売り」進む円安(東京・6面)

●高速道路割引き試算 無料化データ削除、国交省の財団法人“民主案”隠しか(東京・25面)

●来春新卒採用、内需型産業なお高水準、製造業は削減(日経・1面)

●日産、減産幅を圧縮、来月、5割前後に、在庫調整が進展(日経・1面)

●トヨタ経営側「定昇も困難」第一回労使交渉(日経・12面)

●ヤマハ発、二輪24%減産(日経・13面)

ひとくちコメント

国内の自動車主要メーカーが発表した1月の自動車の世界生産台数は、各社とも減産の強化でトヨタ自動車、日産自動車、ホンダなど8社合計で前年同月比40.1%減。台数で約38万台減の56万4945台となった。

トヨタ、日産、マツダ、三菱自動車の4社は単月として過去最大の下落率を記録したという。きょうの各紙が取り上げているが、日産、マツダ、三菱の3社は前年の半分を下回る5割以上の大幅減。

こうした中で、日経は「日産は在庫調整が進展し、3月は減産幅を圧縮する」と報じている。もっとも、産経が「本格的な回復は欧米の新車販売が持ち直すことが絶対条件」と解説しているように、日産が減産幅を圧縮するとはいえ3月は「5割前後」にとどまる模様で回復力は依然として弱い。

世界販売の落ち込みは依然深刻で、春以降は各社ともいよいよ体力勝負に突入する。

《福田俊之》

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