2月28日午後、福島県郡山市内にある会社の駐車場に大型トラックが突っ込み、駐車中のクルマ3台に次々と接触する事故が起きた。運転していた54歳の男は嫌がらせ目的でぶつけたことを認めたため、警察は器物損壊容疑で逮捕している。
福島県警・郡山北署によると、警察が事件発生を認知したのは2月28日の午後2時45分ごろ。トラック運転手を名乗る54歳の男から「自分の会社に迷惑を掛ける目的で、取引先の会社のクルマ3台を壊した」という内容の通報が寄せられた。
現場に急行した同署員が駐車場内に突っ込んでいる大型トラックと、小破した3台の乗用車を確認。近くにいた男が「自分がやって、通報した」と認めたため、器物損壊の容疑で逮捕した。
逮捕された男は運送会社に勤務しているが、「自分がリストラとなった」という噂話を聞き、これに激怒。自分の会社に迷惑を掛ける目的で、取引先の会社のクルマを破壊したという。
しかし、実際には男が勤務する会社でリストラを行う予定はなく、当然ながらこの男もリストラ対象外だったようだ。