日産、米国新車販売は37.1%減…2月実績

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日産、米国新車販売は37.1%減…2月実績
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北米日産は3日、2月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は5万4249台で、前年同月比は37.1%のマイナスだった。

日産ブランドの乗用車系では、主力の『アルティマ』が31.5%減の1万6002台、『セントラ』が21.2%減の5762台、『マキシマ』が38.4%減の2798台と大幅な減少に見舞われた。コンパクトカーの『ヴァーサ』(日本名:『ティーダ』/『ティーダラティオ』)も、11.6%減の5045台と後退している。

しかし、モデルチェンジを受けた『370Z』(日本名:『フェアレディZ』)は33%増の1452台と健闘。『GT-R』も169台を販売しており、日産ブランドのスポーツカーは根強い支持を集めている。

一方、ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系は、小型SUVの『ローグ』が唯一好調。ローグは前年同月比5.6%増の5515台を販売し、3か月連続でプラスを維持している。

けれども、ローグ以外は大幅な販売減が続いており、『フロンティア』が前年同月比65.3%減の1617台、『タイタン』が60.3%減の1508台、『エクステラ』が68.9%減の1105台、『パスファインダー』が60.2%減の1498台と、6割以上の大幅な落ち込みだ。

インフィニティブランドでは、新型クロスオーバーの『FX』が、前年同月比21.4%増の1074台を販売して2か月連続のプラス。しかし、1月まで売れていた『EX』は4.2%減の880台とマイナスに転じた。主力の『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)は47.5%減の2145台、『M』(日本名:日産『フーガ』)は30%減の1107台と復調する兆しが見えない。

《森脇稔》

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