車両盗難、ハイエース が2年連続で1位

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車両盗難、ハイエース が2年連続で1位
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日本損害保険協会はこのほど、自動車盗難事故実態調査の結果について発表した。この調査は昨年11月に保険金を支払った車両盗難(639件)および車上ねらい(2634件)を対象に行ったもので、2000年に調査を始めてから今回が10回目となる。

それによると、盗難にあった車両のワースト10は以下の通り。
1位 ハイエース 98件
2位 ワゴンR 38件
3位 マークX 33件
4位 ランドクルーザー 29件
5位 セルシオ 25件
6位 カムリ 24件
7位 クラウン 23件
8位 インプレッサ 18件
9位 スカイライン 13件
9位 ムーブ 13件

『ハイエース』は2007年度に引き続いて2年連続のワースト1位。そのほか、2008年度の特徴として、いすゞ自動車の『エルフ』(11位、12件)、日野自動車の『レンジャー』(14位、10件)、三菱ふそうの『キャンター』(18位、9件)がワースト20位以内にランキングされ、トラック型商用車の被害が急上昇していることが明らかになった。

これは、中東やアフリカ、東南アジアといった発展途上国でのニーズが背景にあると見られる。これらの盗難車の多くは、ハーフカットのうえ、コンテナに積み込まれたり、解体してエンジン部品のみ取り出されたりするなどして、不正輸出されていると考えられている。

また、盗難多発都道府県のランキングでは、ワースト1位が愛知県(179件)で、以下大阪府(108件)、千葉県(88件)、兵庫県(47件)、神奈川県(29件)の順となっている。

《山田清志》

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