キア 初の量産ハイブリッド誕生

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キア 初の量産ハイブリッド誕生
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キアは24日、『フォルテLPIハイブリッド』を発表した。1.6リットル直4にモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、燃料はLPG(液化石油ガス)を使用。8月に韓国で発売される。

キアは低燃費&低エミッションの車を総称する新ブランド、「エコダイナミクス」を立ち上げた。その第1弾がフォルテLPIハイブリッド。今後、エコダイナミクスブランドからは、プラグインハイブリッド車、水素燃料車、燃料電池車などを発表していくという。

フォルテLPIのハイブリッドシステムは、ヒュンダイ-キアグループが共同開発。2008年11月のロサンゼルスモーターショーで公開された「ブルードライブ」システムを、キアの小型セダン『フォルテ』に応用した。このシステムは2010年、ヒュンダイ『ソナタ』にも搭載される予定だ。

エンジンは1.6リットル直4(114ps、15.1kgm)。トランスミッションはCVTだ。最大出力20psのモーターは、エンジンとCVTの間にレイアウトし、発進や加速アシストを行う。

2次電池はリチウムイオンバッテリーで、韓国LG化学製が搭載される。回生ブレーキやアイドリングストップ機能も採用され、燃費は17.2km/リットルを実現。燃料は韓国ではメジャーなLPG(液化石油ガス)を使用する。

外観はグリル、フォグランプ、エアインテーク、テールランプを専用デザインとして、他のグレードと差別化を図った。フォルテLPIハイブリッドは8月に韓国で発売される。

キアは2011年にミッドサイズのフルハイブリッド車、2012年に水素燃料電池車をリリースする予定で、エコダイナミクスブランドを強化していく方針。フォルテLPIハイブリッドは、4月2日に開幕するソウルモーターショーで正式発表される。

《森脇稔》

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