23日深夜、広島県東広島市内の国道486号を走行中の乗用車が対向車線側に逸脱。そのまま道路右側にある民家のブロック塀に衝突する事故が起きた。クルマは中破。後部トランクルームに乗っていた男性が死亡。車室内に乗車していた5人が軽傷を負っている。
広島県警・東広島署によると、事故が起きたのは23日の午後11時3分ごろ。東広島市西条西本町付近の国道486号を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側にある民家のブロック塀に衝突した。
クルマは中破。運転していた18歳の少年ら、車室内にいた5人が打撲などの軽傷を負ったが、後に後部トランク内にも18歳の男性が乗車していたことが判明。男性は全身を強打したことが原因でまもなく死亡している。
現場は片側1車線の直線区間。死亡した男性を含め、乗車していた6人は中学時代の同級生。事故当日に高校の卒業記念として集まり、遊んでいたという。クルマの定員は5人で、着座することができなかった1人がトランク内に入ったとみられる。警察では運転していた少年から自動車運転過失致死傷容疑でさらに事情を聞く方針だ。