東京外環 練馬-世田谷間など、整備計画に格上げ 国幹会議

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国土交通省は27日、高速道路の建設計画などを審議する、国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議、会長=杉山雅洋早稲田大学商学学術院教授)を開き、東京外かく環状道路の関越(練馬)- 東名(世田谷)間16km(事業費1兆2820億円)など4路線71kmを基本計画区間から整備計画対象区間に格上げすることを決めた。

これらの路線については、国土交通大臣の整備計画決定を経て、着工されることになる見通しだ。

整備計画に格上げされた区間は、外環のほか、東関東道水戸線の潮来 - 鉾田間31km(同710億円)、名古屋環状2号線の名古屋西 - 飛島間12km(同1350億円)、日本海沿岸東北道の酒田みなと - 遊佐間12km(同310億円)。

このほか、交通量が多く渋滞や事故が多発している暫定2車線区間である6路線190kmの4車線化も決定した。

4車線化の対象区間は、(1)関越道上越線・信濃町 - 上越間38km、(2)東関東道館山線・木更津南 - 富津竹岡間21km、(3)東海北陸道・白鳥 - 飛騨清見間41km、(4)近畿道紀勢線・御坊 - 南紀田辺間27km、(5)四国横断道・鳴門〜高松市境間52km、(6)九州横断道長崎大分線・長崎 - 長崎多良見間11km。

《レスポンス編集部》

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