電子情報技術産業協会が13日に発表した2008年度の移動電話国内出荷台数は、前年度比30.7%減の3585万3000台となり、過去最大のマイナス幅となった。
同協会では、ワンセグ対応製品が相次いで出現して代替えが進んだ前年の反動や、最大の商戦期である春商戦も際だった特徴がなく盛り上がりに欠けたこと、米国金融危機に端を発した10月以降の急激な景気後退の影響を強く受けたとしている。
内訳は携帯電話が同30.1%減の3464万3000台だった。このうち、ワンセグ対応製品は同19.8%増の2669万6000台だった。
PHSは同44.3%減の121万台だった。