5月17日開催の「WERIDEチャレンジ三宅島'09モーターサイクルフェスティバルinお台場」に参加する警視庁の動向が気になる。
3年前のスタートから交通管理者や交通安全の立場から警視庁交通部が参加するのは当然としても、今年はついに音楽隊が演奏することになったのだ。
バイクイベントでの警視庁の存在は年々大きくなっている。特に好評なのは、女性白バイ隊「クイーンスターズ」によるデモ走行や交通安全教室だ。
クイーンスターズは赤いジャケットに赤ラインの入った白いパンツ姿。それだけでも目を引くのだが、その華麗なライディングは、ライダーならずとも歩く足を止めて見入るほどだ。
クイーンスターズのデモ走行後は、外部のスタントマンが参加する交通安全教室がある。乗用車とオートバイの出会い頭衝突などを、スタントライダーとドライバーが実際に運転して、事故の瞬間を再現するので臨場感がある。
すでに「警視庁の協力がなければ、バイクイベントは成立しない」とまで絶賛するイベント関係者もいる。東京モーターサイクルショーでは、一連のスケジュールが終わった後に、クイーンスターズだけの撮影がセッティングされたほどだ。
クイーンスターズのデモ走行と交通安全教室は正午から1時間。その後、音楽隊による演奏がステージで始まる。