トヨタ、元町工場操業50周年記念で植樹祭を実施

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は18日、1959年8月に操業を開始した日本初の本格的乗用車専門工場である元町工場(愛知県豊田市)の50周年を記念して植樹祭を実施した。

植樹祭には、地域住民や自治体関係者、トヨタの渡辺社長ほか関係役員、従業員とその家族ら約1500人がボランティアで参加した。植樹種は、周辺地域のフィールド調査に基づいて「スダジイ」や「アラカシ」など30種を選定し、地域本来の植生種による多層構造を持つ森を作り、多様な生物が息づく自然環境を育む。
 
トヨタは、工場での森作りをめざし、昨年5月の堤工場を皮切りに、高岡工場、田原工場で植樹を行ったほか、海外でもタイのバンポー工場で実施している。これまで同活動におけるトヨタの植樹実績は約16万本。今回の元町での植樹については、土壌作りや種から育てる育苗についても従業員自らの手で行っており、約6000本の植樹に加え、育苗の継続実施により、今後も継続的に同工場内での植樹を続けていく。
 
元町工場では今回の植樹祭を皮切りに、50周年記念イベントを企画しており、8月30日には、地域住民、従業員を対象に、感謝の意を込めて、歴代工場長が参加しての夏祭りの開催も予定しており、歴代生産車両の展示や工場の敷地内で作ったじゃがいもを用いての料理の提供などを計画している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る