豊田通商と山陽化工、米国で高機能プラスチック事業に参入

自動車 ビジネス 企業動向

豊田通商は28日、豊田通商アメリカ、山陽化工と米国に合成樹脂コンパウンド事業会社を設立したと発表した。6月から米国インディアナ州フランクリン市での工場建設に着工し、2010年4月稼動を目指す。

自動車・電機業界をはじめとする日系企業の現地生産が加速しており、これに伴い、高機能プラスチックもニーズが拡大している。豊田通商は、こうしたニーズに迅速かつ的確に対応するために、米国に合弁会社を設立し、合成樹脂メーカー向け高機能プラスチックの受託加工事業に参入する。

山陽化工は、プラスチックの着色加工をはじめとしたコンパウンド事業で50年の歴史を持ち、アジアに8拠点の関連工場を展開している。
 
新会社は「プレミアム・コンポジット・テクノロジー・ノース・アメリカ」で資本金は750万ドル(約7億5000万円)で、豊田通商グループが80%、山陽化工が20%出資する。
 
今後、山陽化工が培ってきたコンパウンド事業における技術とノウハウを、豊田通商のネットワークを生かし、樹脂コンパウンド事業でバリューチェーンの構築を目指すとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る