ITS Japan 総会を開催 豊田章一郎会長が退任、新会長に渡邉浩之氏

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ITS Japan 総会を開催 豊田章一郎会長が退任、新会長に渡邉浩之氏
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1日、ITS Japanの通常総会が都内で開催された。ITS Japna前身のVERTIS発足より会長をつとめてきた豊田章一郎・トヨタ自動車名誉会長が今回の総会で退任し、新たにトヨタ自動車 技監の渡邉浩之氏が選任された。豊田氏は新設された名誉会長となる。

豊田会長は冒頭の挨拶で「1994年に(ITS Japan)前身のVERTIS発足以来、会長を務めてきた。路車間・車車間の大規模実証実験が行われ実用化への目処がついたことから、今回を区切りに次なる世代の方々にITS Japanの舵取りを託したい」として、退任の意向を表明。

また、専務理事の寺島大三郎氏も退任、トヨタ自動車のIT・ITS企画部 調査渉外室長の天野肇氏が選出され、任命された。また、常任理事にはトヨタ自動車 専務の佐々木眞一氏、日立製作所 執行役常務の鈴木學氏、本田技研工業取締役の田内常夫氏が新たに選任された。

官庁を代表して挨拶にたった総務省総合通信基盤局局長の桜井俊氏は「アナログ停波に伴い、新たにITSにも電波が振り向けられた。ITSは我が国の経済成長を牽引できる産業の一つであり、官民を挙げて発展させていきたい」として官民一体の協力を強調した。

2009年度のITS Japan事業計画としては、昨年度に策定された「ITS長期ビジョン 2030」の方向性を踏まえて現行の中期計画を見直し、「新中期事業計画」策定に取り組むことを明らかにした。

2013年に開催されるITS世界会議の開催地は東京に決まっており、ITS Japanでは本会議を「最先端の日本のITSを世界にアピールする絶好の機会」(豊田前会長)と位置づけ、新体制で準備を進めていく。

《北島友和》

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