【ルノー コレオス 日本発表】安全性のテーマは “安らぎ”
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「安全のメインテーマは『安らぎ』でした」と語るのはマーケティング部商品計画グループ、フレデリック・ブレンマネージャー。コレオスは「誰でも、乗った瞬間に操作できること」が開発の大前提で、ストレスを感じさせないために「ルノーは操作するボタンの数を最小限にするよう努めています」とのこと。
特にこだわったのが緊急時などに表示されるアラームで、全てのランプが点灯し運転者がパニックになることを避けるため、危険度の順位をクルマが判断し、優先度の高いものから表示させるというシステムを開発した。
例えば「停車中にエンジンが掛かっていて、サイドブレーキは引いておらず、リアゲートが開いている」といった状況でも、全てをアラート表示するのではなく、まず何をすべきかをクルマがひとつづつ教えてくれるため、運転者はストレスを感じることなく、運転や操作に集中できるのだという。
このシステムには2か月もの期間実車でのテストが行われ、実に1万8000ケースものパターンがコンピュータにつめ込まれているということだ。
《宮崎壮人》