三菱 環境ビジョン2020を策定…3つの観点で取り組みを推進

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三菱 環境ビジョン2020を策定…3つの観点で取り組みを推進
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三菱自動車は5日、同社設立50周年にあたる2020年に向けて「三菱自動車グループ環境ビジョン2020」を策定した。電気自動車(EV)で先駆け、「人と地球との共生」という同社の環境に対するスローガンの実現を目指す。 

環境ビジョン2020は、電気自動車の技術を頂点として、三菱自の技術開発や事業活動における環境への取り組みを推進し、顧客や社会と共に、クリーンで豊かな低炭素社会を築くことを目指すもの。同社の企業コミュニケーションワード「Drive@earth」を具現化するため同社は、「商品・技術」、「事業活動」、「社会との協働」の3つの観点での取り組みを推進する。

「商品・技術」では、EVの技術開発を推進するとともに、エンジンの燃費向上、車体の小型軽量化など技術開発を含む全ての商品のライフサイクルでの環境負荷低減を進めていく方針を打ち出した。その上で、2020年までの目標値として総生産台数の20%以上をEVとすることを目指す。
 
「事業活動」では、商品企画から開発・生産・販売・サービスなど全ての面で、EV普及のための活動を推進。加えて、事業活動全般における環境基準を設定し、三菱自動車グループ全体の環境保全活動のレベルアップに力を入れる。

また、EVの普及やエンジンの燃費向上などで2020年までに新車使用時のCO2排出量を世界全体平均で2005年実績と比べて50%削減することを目標とする。

「事業活動」については、EVで業界に先駆けることでEVが普及するための環境を整備し、顧客や社会とともに、新しいEV社会の構築を目指すというもので、エコドライブの推進や地域社会との連携によって地球環境保護への貢献を進めるとしている。

《レスポンス編集部》

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