日本自動車連盟(JAF)は、警察庁と合同で自動車乗車中の6歳未満の子どもを対象にした「チャイルドシートの使用状況」と「チャイルドシートの取付け状況」の調査を全国で実施し、その結果を発表した。
調査は4月20日から30日にかけて全国102か所で調べた。対象は1万2957人だった。
チャイルドシートの使用率は54.8%と、前年調査よりも4.6ポイントアップし、調査を開始した2002年以降、最高の着用率となった。年齢別の着用率では、1歳未満が最も多く77.3%、1-4歳が57.2%、5歳が32.0%だった。
取り付け状況の調査は、4月20-30日に全国8地域で418台で調べた。正しくチャイルドシートが装着されていたのは36.6%にとどまる。幼児用は29.6%と特に低かった。チャイルドシートの着座状況では619人調べた結果、しっかり着座できたのは55.1%にとどまった。