日野自動車は11日、路線バス『ブルーリボンII』の窓ガラスに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは、2006年9月1日に製作された1台。
窓ガラスの開口幅を制限するストッパ付きの引き違い窓を装着した路線バスで、ストッパ形状が不適切なため、ガラスモールが破損することがある。このため、窓の開閉操作を強い力で繰り返すと、ガラスがストッパ固定スクリュと接触し、ガラスが破損するおそれがある。
全車両、窓のストッパを対策品に交換する。モールが損傷しているものは、ガラスとモールを新品に交換する。
不具合発生はなく、他社からの情報でわかった。事故は起きていない。