【D視点】保守本流のデザイン…BMW 7シリーズ

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【D視点】保守本流のデザイン…BMW 7シリーズ
【D視点】保守本流のデザイン…BMW 7シリーズ 全 37 枚 拡大写真
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ブランドアイデンティティ確立への一歩

5代目新型BMW『7シリーズ』は、5mを超えるボディサイズと、2t近い重量感からか、フラグシップセダンらしいオーラを発している。しかし、約30年の歴史があるにもかかわらず、7シリーズはブランドが今一歩明確になっていないので、新型への期待を特別に大きくしている。

ボディサイズは先代とほとんど変わらないが、ホイールベースは80mm長くなっている。また、エンジンの大きさも20%以上コンパクトにしながら、10%強のトルクアップと燃費の向上を図っている。フラグシップセダンに相応しい乗り心地追求だけではなく、省エネ時代に対応する姿勢をも示しているようだ。

【画像全37枚】

第一印象は、お洒落を特徴とする『6シリーズ』に近いにもかかわらず、押し出しの強いことだ。BMWの紋章である「キドニーグリル」が最先端に大きく位置し、部品類のグラフィックスに丸みを持たせたのが、功を奏しているようだ。また、ボディのインバース面も、ダイナミックでしなやかな感じを出すのに効いている。

先代は、革新的なオリジナリティで注目を集めたが、BMWらしからぬ走りで失望を誘ってしまった。新型は、フラグシップセダンらしい落ち着いたデザインと、屈曲路でリッターバイクを追い詰めるような機敏な走りを併せ持ち、ブランドアイデンティティ確立への一歩を踏み出したようにみえる。

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《松井孝晏》

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