シューマッハ、フェラーリ 599HGTE 試乗…超スムーズ

自動車 ニューモデル 新型車
シューマッハ、フェラーリ 599HGTE 試乗…超スムーズ
シューマッハ、フェラーリ 599HGTE 試乗…超スムーズ 全 5 枚 拡大写真

ミハエル・シューマッハ氏は、イタリアで『599GTBフィオラノ』(日本名:『599』)の「HGTEパッケージ」に徹底試乗した。

599GTBフィオラノは、2006年3月のジュネーブモーターショーで初公開。6.0リットルV12(620ps、62kgm)をフロントに積むフェラーリのフラッグシップで、0‐100km/h加速3.7秒、最高速330km/hとフェラーリの頂点にふさわしい性能を持つ。

フェラーリは今年3月のジュネーブモーターショーで、HGTEパッケージを発表。HGTEとは、「ハンドリングGTエボルツィオーネ」の略で、599のパフォーマンスをさらに昇華させるパッケージオプションである。

内外装は、スポーツ度を高める変更を受けた。バーニッシュ仕上げの専用グリルを装着。20インチの光沢ダイヤモンドカットのアルミホイールが足元を引き締める。さらに、リアのディフューザーはマットブラック、テールパイプはクロームとなるのが識別点だ。

ボディカラーは、3層メタリック塗装の専用レッドを用意。室内はレザーやアルカンターラ、カーボンをふんだんに使用し、専用バケットシートには「HandlingGTE」のロゴが刻まれた。

2ペダルMTのF1マチックは、シフトプログラムを専用設定とし、変速スピードがアップ。エンジンのコンピューターも専用となり、アクセルレスポンスを高めた。専用エグゾーストシステムは、いっそうスポーティなサウンドを引き出す。

足回りはManettino(マネッティーノ)の設定に対応した磁性体コントロールのセミアクティブショックアブソーバーを採用。スプリングレートは前16%、後ろ10%高め、リアのスタビライザーを大径化した。さらに、低重心化のため、車高は10mmローダウン。20インチタイヤはコンパウンドの改良でグリップを向上させており、トレッドは前10mm、後ろ5mm拡大。ブレーキも強化されている。

シューマッハ氏の試乗は、イタリア・モデナにあるフェラーリのフィオラノテストコースで実施。フェラーリを知り尽くした男、シューマッハ氏のウルトラスムーズな走りは、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る