OKIデータ、在庫削減と物流改革でCO2排出量112t削減

エコカー 燃費

OKIデータは22日、2009年度に、2007年度と比較して、1年間で外部倉庫費用と物流費用の約2400万円と、112tのCO2排出量が削減できるとの見込みを発表した。

これは、生産拠点の福島事業所(福島県福島市)での生産改革と棚卸削減を推進する一環として外部商品倉庫を4か所から2か所へ統廃合と、一部大口ユーザへの消耗品物流改革を実施したものによる。

同社では、国内のプリンタ・複合機と消耗品の販売量の増加にともない、商品倉庫と物流のコスト増加が大きな課題となっていた。

福島事業所では、生産効率化による生産納期の短縮を図り商品在庫量を削減。生産スペースの削減により、事業所内に在庫スペースを確保し、外部倉庫にあった在庫の一部を福島事業所内に取り込むなどして、外部倉庫を2か所に集約し、倉庫費用と物流コストを削減した。

また、従来国内外の拠点で生産した消耗品を一旦福島工場に集めて納入先別にトラック便を出していた一部大口ユーザ向けの消耗品物流を改善し、国内消耗品生産工場である藤岡拠点の倉庫の保管効率を向上し、倉庫費用を増やさずに商品在庫スペースを確保したことで、藤岡拠点からユーザへの直送により輸送にかかる距離とコストの削減に成功した。

今回の改善によるCO2削減量は、国内商品物流全体の5%にあたるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  3. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
  4. ホンダの社員食堂、白いユニフォームでカレーうどんを金曜日に食べる理由
  5. ホンダアクセス、新型『プレリュード』の純正用品発売…スペシャリティクーペをさらに上質に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る