エルピーダメモリ、産業活力の再生・産業活動の革新に関する特別措置認定を取得

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エルピーダメモリは、6月30日付けで経済産業省から「産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法」の認定を受けたと発表した。

同社では事業構築計画として、強みである技術優位性を維持し、生産性を向上させ、シェアの更なる獲得につなげていくために、プレミアDRAMについて最先端の研究開発、設備投資を行う。加えて、汎用DRAMについては、強みである微細化技術を活かした商品設計を行いつつも、生産はコスト競争力のある台湾企業に委託する。
 
具体的には、今回の再構築計画の骨子は、広島工場を、より高付加価値かつ高生産性を実現できる最先端の設備を主とする工場へと転換させるため、財務基盤を強化し、研究開発投資資金と設備投資資金を確保する。
 
また、汎用DRAMの製造の主軸を台湾に移行させるため、台湾DRAMメーカーとの関係を構築・強化する。具体的には、現在、台湾当局主導により台湾DRAMメーカーを1つの企業「台湾メモリーカンパニー」(仮称)に集約させる検討が進められており、この新会社との連携を強化し、資本面での提携も視野に入れた関係を構築・強化する方向で協議・調整する。
 
生産性の向上としては、プレミアDRAMについては広島工場に最先端の設備を導入することにより、汎用DRAMはその生産の主軸を台湾に移行することにより、2010年度の有形固定資産回転率を2008年度比で157%以上の向上を目指す。

《レスポンス編集部》

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