映画『ドゥームズ・デイ』は、『バイオハザード』+『マッドマックス2』といったテイストのヒロインアクション映画(監督・脚本:ニール・マーシャル、配給:プレシディオ)。9月19日、新宿ミラノほか全国ロードショーだ。
注目は、カーアクションものではちょっと見かけないスーパーカーが登場すること。ベントレー『コンチネンタルGT』は走りを追求したグランドツーリングカーだ。そんな2000万円オーバーの高級車が、『マッドマックス2』や『北斗の拳』の悪役たちが乗っているような、バイオレンステイストあふれるクルマもどきとカーアクションを展開する。
ストーリーは、2008年、凶悪なウィルスが犠牲者を出すところから始まる。政府は、数百万人の感染者が出ている、その本拠ともいうべき都市を巨大な壁で封じ込める。が、2035年になってウィルスが再び姿を現す。いっぽう、感染者が全滅したと思われていた隔離都市で生存者のいることが判明、抗ウィルス剤があることが予想された。
そこで、政府はスペシャリストによるチームを結集し、抗ウィルス剤を探索すべく隔離都市へと送り込む。リーダーは、ローナ・ミトラ演じるエデン・シンクレア。彼女たちが出会った生存者は、凶暴化し、街は暴力と欲望で支配されていた。人類滅亡までに残されたリミットは48時間……。