【SUPER GT 第5戦】決勝…GT-R 1号車が2勝目、2年連続王座も見えてきた

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【SUPER GT 第5戦】決勝…GT-R 1号車が2勝目、2年連続王座も見えてきた
【SUPER GT 第5戦】決勝…GT-R 1号車が2勝目、2年連続王座も見えてきた 全 5 枚 拡大写真

SUPER GT(スーパーGT)の中盤となる第5戦「SUGO GT 300km RACE」が、25・26日に宮城県スポーツランドSUGOで開催された。GT500クラスの優勝は、本山哲/ブノワ・トレルイエ組の1号車「MOTUL AUTECH GT-R」。GT300クラスは、木下みつひろ/影山正美組の33号車「HANKOOK PORSCHE」が、スポット参戦ながら今季2戦2勝を達成した。

予選は、前戦で優勝した3号車「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(ロニー・クインタレッリ/安田裕信組)がポール。2戦連続優勝かという勢いだったが、レースは3分の1ほどが過ぎた26周目に雨が降り出したのもあり、ペースが上がらず。最終的に9位フィニッシュとなってしまった。

雨が降り出した頃にトップに立ったのは6号車「ENEOS SC430」(ビヨン・ビルドハイム)。34周目までピットストップを引っ張ると、深溝のレインに交換すると同時に、ドライバーも伊藤大輔に交代。2位の1号車が浅溝だったため、一時は10秒もの差を付けてトップを快走した。

しかし、再び状況が変化。3分の2の周回数を終える頃、今度は雨足が弱くなってきたのだ。走行ライン上が乾き出すと、1号車が一気に追いすがる。結局、6号車がトップを守れたのは、66周目の1コーナーまでだった。終盤になると再び雨が降り始めるが、1号車はペースをゆるめず、2位に20秒以上の差を付けてゴール。今季2勝目を達成し、ランキングも43点でトップとなり、2年連続の王座も見えてきた次第だ。

2位には、今季初表彰台となる39号車「DUNLOP SARD SC430」(アンドレ・クート/平手晃平組)。平手はGT500クラス初表彰台だ。3位は18号車「ROCKSTAR童夢NSX」(道上龍/小暮卓史組)。6号車は5位入賞で終わった。

次戦、第6戦「第38回インターナショナル ポッカ GT サマースペシャル」は、8月22・23日に鈴鹿サーキットで開催だ。

《デイビー日高》

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