【新聞ウォッチ】三洋電機がリストラ実施、電池に人材集中

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【新聞ウォッチ】三洋電機がリストラ実施、電池に人材集中
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【新聞ウォッチ】三洋電機がリストラ実施、電池に人材集中

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年8月27日付

●三洋1000人再配置 電池事業に人材集中 (読売・10面)

●英国人社長が突如辞任、日本板硝子(読売・10面)

●民主、320議席獲得も 総選挙中盤の情勢本社調査(朝日・1面)

●ガソリン価格前週比0.5円高(毎日・8面)

●福岡ひき逃げ飲酒運転認める(毎日・28面)

●日経平均142円高年初来高値更新(日経・1面)

●トヨタ、国内外ライン数本休止へ100万台縮小(日経・13面)

●三菱重工,リチウムイオン電池の製造事業に参入(日経・13面)

●日本交通「電気タクシー」試運行(日経・15面)

ひとくちコメント

三洋電機が9月末をめどに家庭用エアコンの自社生産から撤退するなどの構造改革を進め、1000人規模の配置転換を実施するという。同社が発表したものできょうの各紙が取り上げている。

45歳以上などの基準を満たした社員を対象に、退職金を積み増す早期退職制度も用意する。パナソニックによる子会社化を前に、コスト削減のためだけでなく、太陽電池や電池などの成長分野に人材を振り分けて収益力向上を急ぐのが狙いだ。

中でも、三洋電機はハイブリッド車や電気自動車の「心臓部」である「電池」の分野はパナソニックをしのぐほどの技術力をもつ。ニッケル水素電池ではホンダの『インサイト』に供給し、トヨタ自動車にもリチウムイオン電池の供給を検討している。

きょうの日経は百貨店大手の「三越」も1000人規模の早期退職を実施すると1面トップで報じているが、三洋電機が前向きのリストラなら成長分野のない三越は後ろ向きのリストラといえそうだ。

《福田俊之》

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