【フランクフルトモーターショー09】キアの小型MPV、ヴェンガがデビュー

自動車 ニューモデル モーターショー
【フランクフルトモーターショー09】キアの小型MPV、ヴェンガがデビュー
【フランクフルトモーターショー09】キアの小型MPV、ヴェンガがデビュー 全 5 枚 拡大写真

キアは15日、フランクフルトモーターショーで新型車『ヴェンガ』の概要を明らかにした。コンパクトなボディに広い室内空間を備えたMPVで、今年末から欧州市場で販売される。

キアは今年3月のジュネーブモーターショーで、『No3コンセプト』を披露。『Cee’d』(シード)のプラットホームを活用し、上質感あふれる小型車を提案した。ヴェンガは、No3コンセプトの市販バージョンである。

ヴェンガの全長は4068mmと、フォルクスワーゲン『ゴルフ』の4200mmよりも132mmコンパクト。全高は1600mmと高めに取られ、ホイールベースも2615mmを確保した。その結果、Bセグメントに属する取り回しの良さを維持しながら、Cセグメントに匹敵する室内空間を実現する。

デザインとエンジニアリングは、キアの欧州部門が担当。ヴェンガのフロントグリルやヘッドランプの形状は、今後のキアのアイデンティティになるという。

エンジンはガソリンとディーゼルがあり、いずれも1.4リットル直4と1.6リットル直4。最大出力は75 ‐ 115psで、アイドリングストップ機能が付く。排出ガス性能は、ユーロ5に適合させた。

室内はスライド機能付きの60対40分割可倒式リアシートを採用。シートを倒すだけで荷室スペースが拡大できる。フロア下には、サブトランクを用意。ガラス製のパノラミックルーフが爽快なドライブを可能にする。

新型ヴェンガは今年末から、欧州各国で販売がスタート。現地ではシトロエン『C3ピカソ』やオペル『メリーバ』などがライバルとなりそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る