【新聞ウォッチ】F1日本GP開幕、不参戦ホンダは新「鈴鹿」をアピール

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(2006年 日本GP)
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年10月2日付

●五輪開催地深夜決定 2016年(読売・1面)

●「群れても、衝突しない」新ロボット日産が開発(読売・8面)

●エコカー補助、予定は280万台、申請まだ73万台(読売・8面)

●日航、全日空サーチャージ復活(読売・9面)

●経産相秘書労組から900万、トヨタ系2団体(読売・35面)

●9月の新車販売増加、1年2か月ぶり、エコ減税効果(朝日・13面)

●F1、鈴鹿に再び、日本グランプリ3年ぶり三重・鈴鹿で、大島裕志社長語る(朝日・21面)

●自動車販売32年ぶり低水準、09年度上半期10%減(毎日・7面)

●リチウム採掘トヨタが参入、南米で11年以降(東京・8面)

●「サターン」廃止へ、GM,売却交渉決裂(東京・8面)

●パナソニック、社名変更1年、成長2戦略もたつく、景気低迷、三洋買収遅れ響く(日経・9面)

●自動車販社の再編加速、トヨタ、独立系が初の合併(日経・11面)

●日産、タイにエコカー、来年3月現地基準対応(日経・11面)

●電気自動車で環境・安全守る、東京駅周辺(日経・33面)

●山手トンネル首都高が公開、新宿-澁谷間(日経・33面)

ひとくちコメント

「スポーツの秋」到来、といってもファンにとっては気掛かりなことも多い。日本時間3日午前0時10分からコペンハーゲンで開かれる国際オリンピック委員会の総会では2016年夏季五輪の開催都市を最終決定するが、シカゴ、リオデジャネイロ、マドリードと争う東京は苦戦が予想される。要人のロビー活動に出遅れ感が漂い「切り札に欠く」(読売)からだ。

また、自動車レースの最高峰であるF1世界選手権の日本グランプリ(GP)がいよいよ、きょうから三重の鈴鹿サーキットで開幕するが、87年の初開催以来、お膝元の鈴鹿で数多くの名勝負を生んできたホンダのマシンは走らない。

しかも、例年、開催日の各紙のスポーツ面はスポンサーの協賛広告を含めた「F1紙上対決」を大きく取り上げているが、きょうは東京がブリヂストンの広告企画で見どころを1ページで紹介。朝日が10月9日封切りの「ワイルドスピード」の映画広告とセットで鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの大島裕志社長のインタビューなどを掲載しているが、扱いは地味。

それでも、年間総合優勝を狙うブラウンGP・メルセデスのジェンソン・バトンの走りをはじめ、トヨタ勢もシンガポールGPでティモ・グロックが2位に入り大健闘。今期は結果が出ていないが、ウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴にも期待が集まる。

筆者も「1000円高速」を利用して3日の公式予選から観戦する予定だが、約200億円かけてリニューアルした鈴鹿サーキットの変身ぶりを体感するのも興味深い。

《福田俊之》

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