JR東日本の蓄電池車両…GSユアサ製リチウムイオン電池を採用

自動車 ニューモデル モビリティ
蓄電池駆動車システム「NE Train スマート電池くん」
蓄電池駆動車システム「NE Train スマート電池くん」 全 2 枚 拡大写真

GSユアサ・パワーサプライは7日、産業用リチウムイオン電池モジュール「LIM30H-8A」が、JR東日本の「蓄電池駆動車システム」に採用されたと発表した。この電池を搭載した試験車両「NE Train スマート電池くん」は10月から試験走行を行う。

蓄電池駆動車システムは、電化区間は通常の電車として走行するとともに、必要に応じて蓄電池を充電する。非電化区間では蓄電池のみでモーターを駆動させて走行するという「電車版ハイブリッド」とも呼ばれる。非電化区間では駅で架線から充電できる設備の開発も進められている。

GSユアサ・パワーが供給するリチウムイオン電池は、最大許容電流600A、連続通電電流100Aでの安定した充放電性能を持つ。モジュール外装部品に樹脂材料を使用、小型・軽量化したほか、内部抵抗を低減して長寿命性能を実現したとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】「カッコよさ」盛り込んだ軽ハイトワゴンの逆襲…中村孝仁
  4. 雨天・高速走行時の浮き上がりを防ぐ! ダイハツ『エッセ』など4車種用「スポーツエアロワイパーブレード」を発売
  5. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る