【東京モーターショー09】ダイハツ バスケット…スローライフなエコトラック

自動車 ニューモデル モーターショー
バスケット
バスケット 全 5 枚 拡大写真

ダイハツブースの面白系参考出品車の第2弾は、スローライフを演出する4シーターオープンモデル『basiket(バスケット)』。

家庭菜園や別荘などでの作業に案外便利なのが、ボディは小さいのに荷台の積載面積の大きい軽トラ。実際、別荘地ではベンツと軽トラが並べて置かれているような光景も結構見かける。バスケットはそんな自家栽培やプチ農業を楽しみたいというユーザーに向けた、これまでのキャブオーバー軽トラックとは全く異なる、おしゃれな軽ピックアップトラックという提案だ。

荷台の大きさは軽トラには及ばないが、オープンデッキであるため、土いじりレジャー向けとしては十分以上の積載能力を持つ。が、特徴はそればかりではない。荷台部分にはちゃんとリアシートが備えられ、4シーターとしても使用可能なのだ。

前席のルーフはFRP(繊維強化プラスチック)のデタッチャブル、後席/荷台部分はキャンバス地の幌が装着可能なコンバーチブル仕立てで、農作業ドライブの途中でも空気と触れ合うことができる。

エコカーといえば、省エネルギー、脱石油ばかりが取り沙汰されるが、バスケットは環境と触れ合うライフスタイルを演出するクルマという提案。プラットホームは現行のダイハツの軽モデルの流用という現実路線のモデルだけに、東京モーターショー会場での来場客の感応度によっては市販モデルの開発もありか。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る