デロリアン復活!? 大胆なガルウイングは…イラスト初公開

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ソルスティス・ベース
ソルスティス・ベース 全 3 枚 拡大写真

米国のデロリアンモーターカンパニー(DMC社)は6日、新型スポーツカーのイラストを公開した。GMが廃止を決めた「ポンティアック」ブランドの『ソルスティス』をベースとし、2010年の発売を計画している。

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DMC社は1975年、当時GMの副社長だったジョン・デロリアン氏が理想の車を作る目的で設立。1981年に『DMC-12』を発表した。ジウジアーロのデザインによるボディは、大胆なガルウイングドアが特徴で、エンジニアリングは英国ロータス社が担当。リアに置かれるエンジンは2849ccのV6(130ps)だった。

発売当時、センセーショナルな話題を巻き起こしたDMC-12だが、翌1982年には販売が失速し、DMC社は倒産。DMC-12は、わずか8583台で生産を終了した。1985年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に、DMC-12が起用されたのは、あまりにも有名だ。

その後、ジョン・デロリアン氏は、2005年3月に死去。その遺志を受け継ぐステファン・ウィン氏が、DMC社の代表として新型スポーツカー開発構想を進めてきた。

そしてDMC社は6日、新型スポーツカーのイラストを初公開。といっても完全オリジナルではなく、GMが廃止を決定したポンティアックブランドのソルスティスをベースにしている。

ソルスティスは、2004年1月のデトロイトモーターショーで発表。サターン『スカイ』をベースに開発されたロードスターだ。最上級グレードは、2.0リットル直4ターボ(260ps、29.6kgm)を搭載。2008年4月のニューヨークモーターショーでは、クーペバージョンが追加されている。

DMC社はGMから、ソルスティスの生産設備などを譲り受ける方針のようだ。ブランドを失ったソルスティスと、販売する車を持たないDMC社。両社の利害が一致した、といったところだろうか。

DMC社のジェームズ・エスペイ副社長は、「ジョン・デロリアン氏はGM在籍時代、最も思い出に残っているのがポンティアックに携わっていた時と語っていました。今回のプロジェクトも自然な流れかもしれません」と話している。

さらに同副社長は、「GMが生産を休止しているデラウェア州ウィルミントン工場(ソルスティスとスカイの生産工場)で、再び雇用を創出することになるでしょう」と付け加えている。

DMC社が新型スポーツカーを市販するとなると、DMC-12以来、実に約30年ぶり。現在でも米国には熱狂的なDMC-12ファンが存在することから、DMC社はそのブランドイメージを最大限活用したPR手法に打って出るはずだ。果たして、勝算は!?

《森脇稔》

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