【東京モーターショー09】日産 カザーナ…オフロードカー+コンパクトスポーツカー

自動車 ニューモデル モーターショー
カザーナ
カザーナ 全 6 枚 拡大写真
日産自動車は2009年3月に開催されたジュネーブモーターショーでデビューした『カザーナ』を第41回東京モーターショーに出品する。

「近年ユーザーのニーズが多様化しているので、そういったニーズにこたえるひとつの提案です」と話すのは商品開発本部先行商品企画室、潮崎達也さん。ターゲットユーザーは、「比較的リーダー的存在で、いつも仲間の中心にいるようなアクティブで積極的な男性を想定しています」という。

全長は4060mmと非常にコンパクトだが、実車を見るとかなり存在感があるように見えるそのデザインの特徴は「Bピラーレスの観音開きドアを採用。生態的で機械的。大胆なプレゼンスが特徴の情熱的な新造形と考えています」。

「コンセプトであるオフロードカーとコンパクトスポーツカーの魅力を、それぞれあるがままに結合するというのを意識してこういったデザインとしました」と語る。また、「どのクルマにも似ていない大胆なデザインこそ、まさにこのモデルの真価」だという。

「インテリアは機械的先進的デバイスと生体的なマテリアルで構成されています」といい、「エクステリアがそのままつながっているかのような表現をしていて、センターコンソール周りは、バイクの燃料タンクからシートにかけてのイメージ。メーター周りもバイクのイメージしながらデザインしました」という。

因みに「カザーナ」のネーミングは遊牧民の古代神話に出てくる英雄の名前である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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