【東京モーターショー09】会場内にはレクサス LFA がいっぱい?

自動車 ニューモデル モーターショー
LFA
LFA 全 9 枚 拡大写真

今回の東京モーターショーで『LFA』の展示を行なっているのは、レクサス(トヨタ)のブースだけではない。

ヤマハのブースには今年のニュル24時間レースを戦ったLF-Aとレースエンジンを展示。それはエンジンの開発をこれまでのスポーツエンジン同様、トヨタとヤマハの共同開発で行なったことを意味している。

ところがそれだけじゃなかった。

より感性を刺激する性能を求めて、LFAでは車内に響くエンジン音、マフラー音などを、ヤマハのブランドで楽器作りを展開する日本楽器に音響面からのチューニングを依頼していたのだ。そもそもヤマハ発動機の母体とも言える日本楽器は、かつてトヨタ『2000GT』のダッシュボードを作ったこともある関係だ。

そのためヤマハのブースでは、量産車の走行車内音をスピーカーで再現している。高回転域の鳴くような高音と、シフトダウン時のブリッピングの鋭さ、走り去る時のマフラー音など、何とも言えないほど美しいサウンドに聞き惚れてしまった。

各ブースの音量制限もあって、実車より音量は控えめだと言うが、官能的なフィールは十分に堪能できる。

その他にも部品ブースでは、豊田自動織機にはLFAのカーボン部品の製法を開発した模様が展示されていたり、ユアサ工機にはヤマハ発動機が発注したLFAの試作エンジン用クランクシャフト&フライホイールがディスプレイされていたりと、会場内のあちこちにLFAの魅力がちりばめられている。

他にもLFA関連の展示物があるかも。探すのも楽しみになりそうだ。

《高根英幸》

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