日産自動車は4日、横浜の本社で2009年度第2四半期決算を発表した。その席上、志賀俊之COOは今後の優先課題として、真っ先にグローバルコンパクトカーの投入をあげた。
「グローバルコンパクトカーは、より幅広いお客様を対象とする、手頃な低燃費車です。急速に伸びている手頃な価格帯の市場ニーズに応えるべく、当社は向こう3年間で、ハッチバック、セダン、そしてコンパクトなMPVの3車種を順次発売します」
まずは2010年3月にタイで生産を開始し、5月にインドの新しいチェンナイ工場、そして2010年度半ばに中国で生産する。「本格稼働した暁には、グローバルコンパクトカーを150か国を超える市場で販売し、年間で100万台販売する見込みです」と志賀COOは述べた。