HV車など向け次世代パワー半導体、電力損失90%低減…三菱電機が開発

自動車 ビジネス 企業動向
電力損失の比較図
電力損失の比較図 全 2 枚 拡大写真

三菱電機は11日、次世代パワー半導体の材料として期待されるSiC(炭化ケイ素)を使ったインバータで、世界最高値となる電力損失低減を実証したと発表した。

試作型 SiCインバータ

20kW出力時の電力損失を、現在主流のSi(ケイ素)製パワー半導体を用いたインバータに比べ90%低減できることを実証した。

インバータは直流電力を交流に変換する装置でエアコン、冷蔵庫などの家電や電車、エレベータ、エスカレータ、ハイブリッド自動車などのモーター制御、バックアップ用電源、太陽光発電システム用パワーコンディショナーの交流電力生成など幅広く使われている。炭化ケイ素はケイ素に比べ絶縁破壊を起こす最大電界強度が10倍と高く、次世代パワー半導体の材料として期待されている。

同社は今後、SiCデバイスの大容量化などの性能向上とともに、空調機器、太陽光発電システム用パワーコンディショナー、エレベータなどへの技術展開を進める。

インバータはハイブリッド車や電気自動車などモーターで駆動する車にも使われており、パワー半導体の性能向上が技術開発の鍵となっている。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 雨の季節、濡れた傘をすっきり収納! 車内快適「傘入れ」[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. ダイハツ『ラガー』30年ぶり復活か?…土曜ニュースランキング
  3. 新東名・NEOPASA浜松で「“航空祭”フェスティバルIV」開催! 6月13日から
  4. ファン付きウェアの「熱風問題」を解決! アールエスタイチ、バイク用冷却ウェアの技術を“プロの現場”へ
  5. トヨタ役員報酬、豊田会長が21億円で歴代最高額に、佐藤前社長は8億円[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ジェイテクト、「製造業データ等のAI-Ready化に関する研究開発」に参画…図面やマニュアルなど非構造化データを構造化
  2. BYD、Huawei、Xpengが示す中国自動車産業の次なるステージとは…匠新[インタビュー]
  3. ダイフク、520億円の成長投資でマザー工場再開発とドイツ企業買収…2030年に売上高1兆円へ
  4. AIドライブレコーダーで道路損傷を自動検出、「道路巡回ソリューション」共同開発…電気興業とサイバーコア
  5. JFEスチール、スポット溶接安定化技術が国内自動車メーカーの部品に初採用…高強度鋼板の適用拡大に貢献
ランキングをもっと見る