ナンバープレートカバー、来年度中に全面禁止へ

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国土交通省に設置されたナンバープレート表示の視認性の確保等に関する検討会は26日、ナンバープレートカバーの装着を全面禁止することが適当だとする報告書案を了承した。同省では来春を目途に道路運送車両法施行規則(省令)を改正し、周知期間を経てその後1年以内に施行する考えだ。

検討会では、ナンバープレートカバーの視認性調査などを実施した結果、透過率が高い透明なカバーでも、カバーを装着していないナンバープレートより見にくいとの評価をした被験者の割合が高かったため、全面禁止案をまとめてパブリックコメントを実施した。

パブコメの結果では、全面禁止に賛成が55%、反対が41%で、透明なカバーは認めるべきとする意見も多かった。このため26日の検討会では、「周知期間の間に、よく説明すべきだ」との意見が出された。

報告書ではこのほか、大型トラックの後部ナンバープレートが見にくい実態があるため、新たに取付基準を定めることとした。ただ、現在走行している車両については、改造などの負担が生じるため、新車に限って適用することとした。

《レスポンス編集部》

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