フィアット 500 マルチジェットII搭載…クリーンディーゼル

自動車 ニューモデル 新型車
500
500 全 5 枚 拡大写真

フィアットは25日、欧州仕様のフィアット『500』に新ディーゼルを搭載した。新開発の1.3リットル直4ターボディーゼルは、欧州複合モード燃費25.64km/リットル、CO2排出量104g/kmという優れた環境性能を発揮する。

FPT(フィアット・パワートレーン・テクノロジー)が開発した新ディーゼルは、「マルチジェットII」と命名。2003年に発表された「マルチジェット」の2世代目となる。

新ディーゼルは燃費、排出ガス、騒音、ドライバビリティなど、あらゆる面が進化。油圧サーボバルブによって緻密な燃料噴射を可能にする新型コモンレールインジェクション、可変ジオメトリーターボ、最新のパーティキュレートフィルターなどが採用された。

アイドリングストップ機能の効果もあり、欧州複合モード燃費25.64km/リットル、CO2排出量104g/kmの高い環境性能を実現。フィアットによると、燃費は約8%改善されているという。排出ガス性能はユーロ5に適合する。

また、スペックは最大出力95ps/4000rpm、最大トルク20.4kgm/1500rpm。動力性能は0-100km/h加速10.7秒、最高速180km/hと必要充分以上をマークする。

この新ディーゼルは500と「500C」に搭載。現地価格は1万3900ユーロ(約180万円)からだ。

なお、同時に500のハッチバックが足回りの改良を実施。アバルト500、500Cと同様、リアにスタビライザー付きのトーションビームサスペンションを導入し、ハンドリングと快適性を引き上げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る