BMWは26日、『5シリーズグランツーリスモ』を日本で発表、同日よりディーラーでの注文受付を開始した。なお、納車は2010年1月末ごろの予定。
同社日本法人代表取締役社長ローランド・クルーガー氏は、このクルマについて、「全く新しい道を切り開くことが出来る、そういったモデルだと思います。これは単なるモデルレンジの中でということではなく、自動車業界全体の中で新しい道を開くような、そういった商品です」と位置付ける。
また、「このクルマには、全く新しい要素がたくさん盛り込まれており、最新技術もそのひとつです。その技術とはBMW Efficient Dynamics(エフィシエントダイナミクス)なのです」とBMWの設計思想をベースに開発されたことを強調した。
例えばそれは、「ツインパワーターボテクノロジーや、高性能ダイレクトインジェクションシステム、そして新しい8速オートマチックトランスミッションや、ブレーキエネルギー回生システムに活かされています」という。このBMW EfficientDynamicsとは、“より少ないエネルギーで、より高い性能を”というキャッチフレーズで、卓越したダイナミクスとともに、燃料消費量やCO2排出量の低減をより高いレベルで両立させるものである。