マツダは、ハイブリッドシステムを搭載し、水素を燃料として走行する水素ロータリーエンジン車『プレマシー・ハイドロジェンREハイブリッド』を山口県にリース販売し、12月1日納車した。
プレマシー・ハイドロジェンREハイブリッドのリース販売は、2009年5月の岩谷産業、2009年9月の広島県、広島市に続き4台目。今回納車された車両は、県が実施する環境啓発イベントなどで使用されるほか、公用車としても利用される予定。
プレマシー・ハイドロジェンREハイブリッドは、電気モーターで走行する独自のハイブリッドシステムを搭載し、従来の水素自動車『RX-8・ハイドロジェンRE』と比べて、水素での航続距離を2倍の200kmに延長するとともに、走行性能も向上した。
また、水素だけでなくガソリンも燃料として使用できる「デュアルフューエルシステム」を搭載している。