VW アマロック がデビュー

自動車 ニューモデル 新型車
アマロック
アマロック 全 6 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは1日、新型車『アマロック』(Amarok)を発表した。最大積載量1tクラスの小型ピックアップトラックで、アルゼンチンで生産。2010年から南米、オーストラリア、欧州などで販売される。

画像6枚:VWアマロック

フォルクスワーゲンは2008年9月、ドイツ・ハノーバー商用車ショーにおいて、『コンセプトピックアップ』を披露。アマロックはこのコンセプトカーの市販版だ。車名のアマロックとは、北極圏に住むイヌイットの言葉で、「狼」を意味する。

ボディサイズは全長5250mm×全幅1900mm。最大積載量は1.15tを確保した。クラス最大級の2.52平方mの荷台は、長さ1555mm、幅1620mm、高さ525mmで、欧州の荷物規格「ユーロパレット」の積載が簡単にできるように工夫されている。タイヤハウス間の幅は1222mmだ。

フロントマスクは水平基調のグリルとヘッドライトを一体成形したフォルクスワーゲンらしいもの。『ゴルフ』などに通じるデザインだ。また、オフロード走行性能が重視され、堅牢なラダーフレームの上にボディを載せる方式を採用する。

エンジンはパワフルかつ環境性能に優れる直噴2.0リットル直4ターボディーゼル「TDI」2機種。最新のコモンレールインジェクションを導入する。トランスミッションは6速MTだ。

TDIの2ステージツインターボ版は、最大出力163ps、最大トルク40.8kgm。圧倒的なトルクは1500rpmという低回転域で引き出される。欧州複合モード燃費は12.82km/リットル、CO2排出量は206g/kmだ。

2010年の半ばに追加されるTDIのシングルターボ版は、最大出力122ps、最大トルク34.7kgm。欧州複合モード燃費は13.16km/リットル、CO2排出量は199g/kmだ。フォルクスワーゲンは「CO2排出量が200gを切るのはクラス初」と自信を見せる。また、燃料タンク容量は80リットルで、満タン状態で1000km以上の航続を可能にした。

駆動方式は市場の嗜好に合わせて3種類設定。FR、切り替え式4WD、フルタイム4WDだ。2種類の4WDは「4モーション」となり、赤い「4」エンブレムが切り替え式4WD、黒い「4」エンブレムがフルタイム4WDと区別される。

アマロックはまず、2010年初頭に4ドアのダブルキャブを発売。2011年前半に、2ドアのシングルキャブを投入する。ダブルキャブの室内は、大人5名が乗車できるクラス最大級のスペース。ベンチタイプの後席は、簡単な操作で折り畳める。安全面では、4エアバッグ、ASR、オフロードABSなどが標準装備だ。

グレード構成は3タイプ。「ベース」「トレンドライン」「ハイライン」だ。ベースグレードはバンパーやドアミラー、ドアハンドルが樹脂ブラックとなり、ヘビーデューティ仕様を想定。ホイールは16インチのスチールだ。

トレンドラインは、これらのパーツがボディ同色で仕上げられ、エアコン、CD付きラジオ、パワーウィンドウ、集中ドアロック、電動ミラー、16インチアルミホイールなど、ひと通りの装備がそろう。

最上級のハイラインは、トレンドラインの装備リストに、クロームミラーハウジング、ボディ同色オーバーフェンダー、オートエアコン、17インチアルミホイール、クロームアクセントなどが加わる。

新型アマロックは、アルゼンチン・ブエノスアイレス近郊のパチェコ工場で生産。2010年初頭に南米主要国で発売され、その後2010年後半にかけて、オーストラリア、南アフリカ、欧州などでリリースされる。2010年1月に開催される「ダカールラリー」では、オフィシャルカーとして活躍することが決まっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 雨の季節、濡れた傘をすっきり収納! 車内快適「傘入れ」[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. ダイハツ『ラガー』30年ぶり復活か?…土曜ニュースランキング
  3. プロト、ベンダ 『ナポレオンボブ250』とモルビデリ『C252V』の日本デリバリー開始
  4. 新東名・NEOPASA浜松で「“航空祭”フェスティバルIV」開催! 6月13日から
  5. レクサス『ES』新型、新構造エアバッグ・制振ガラスラン・環境技術部品を採用…豊田合成が開発
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ジェイテクト、「製造業データ等のAI-Ready化に関する研究開発」に参画…図面やマニュアルなど非構造化データを構造化
  2. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  3. AIドライブレコーダーで道路損傷を自動検出、「道路巡回ソリューション」共同開発…電気興業とサイバーコア
  4. JFEスチール、スポット溶接安定化技術が国内自動車メーカーの部品に初採用…高強度鋼板の適用拡大に貢献
  5. セキュア開発における脅威分析【自動車セキュリティ解説 第2回】
ランキングをもっと見る