【新聞ウォッチ】春闘方針、赤字の痛みを分かち合うトヨタ労組

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年12月4日付

●賃上げ要求せず、連合来春闘方針、5年ぶり(読売・2面)

●航空自由化、日米合意へ、2010年に発効(読売・8面)

●三菱自動車、財務強化急ぐ、プジョーの出資比率課題(読売・8面)

●フロアマット事故1年で13件、国交省、注意を要請(読売・38面)

●高速無料化本州は困難、来年度試行で財務副大臣(朝日・7面)

●カーシェアマンション駐車場に拠点、三井物産、Jリートと提携(朝日・15面)

●低価格車ナノ、日本初公開、福岡ショー展示へ(朝日・15面)

●日産、7車種30万台リコール、駐車ブレーキなど不具合(朝日・37面)

●トヨタ労組、ベア要求見送り検討、春闘業績悪化で5年ぶり(毎日・7面)

●ナンバープレート、カバー全面禁止へ(産経・3面)

●赤字1000億につき5万円減、トヨタ労組、一時金で要求素案(東京・5面)

●社説:環境技術が促す産業再編(日経・2面)

ひとくちコメント

「年越し派遣村」が話題になってから間もなく1年。景気の二番底不安もささやかれている中、日本労働組合総連合会(連合)が2010年春闘方針を決めた。

自動車や電機などの大手労組は賃上げでは統一的なベースアップ(ベア)要求を見送る一方、パート労働者らの待遇改善を進めるという。

きょうの各紙が取り上げているが、「来春闘の方針は今年と違ってかなり控えめ」(東京)のようである。このうち、トヨタ労組の「一時金(ボーナス)」要求方法が興味深い。

きょうの東京によると、素案では「2年連続の営業赤字が見込まれるトヨタの現状を踏まえ、赤字額1000億円当たり1人5万円を減額する」というもの。仮に09年度決算で想定通りの5200億円の営業赤字になった場合、1人当たり26万円が減額される計算だ。

トヨタの場合、業績反映分として、これまで営業利益が計上されると1000億円につき5万円を加算してきたことから、赤字の場合はその裏返し。トヨタ労組も2年連続赤字の痛みを分かち合おうというわけだ。

《福田俊之》

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