【メルセデスベンツ E250CGIアバンギャルド 試乗】スマートにダウンサイズ…島崎七生人

試乗記 輸入車
E250CGI
E250CGI 全 4 枚 拡大写真

『E250CGIアバンギャルド』仕様は、通常のガソリンエンジン搭載の輸入車として初めて“エコカー減税対象車(重量税、取得税各50%の減税)”の型式認定を取得している。

自動車グリーン税制(翌年度の自動車税約25%減税。エコカー減税と合わせおよそマイナス20万円)、環境対応車普及促進対策補助金の優遇など、エコカーインセンティブの後押しもあり、目下、まさに選ぶ根拠十分……といったモデルである。

試乗はAMGスポーツパッケージを装着したセダンだった。204psと31.6kgmの厚いトルクを2000 - 4300rpmで発揮してくれるおかげで、5速ATとの組み合わせながら、ストレスのない走りが実現されている。バランサーシャフトの小径化などで静粛性に配慮したというエンジン本体も、4気筒の1.8リットルであることを意識させない。

フロント245/40R18 97Y、リア265/35R18 97Yのブリヂストン『ポテンザRE050A』を履く足回りも、快適性を損なわず、Eクラスらしいフラットな乗り味も実現していた。ダウンサイジングをスマートに実行できるクルマ。ちなみに10・15モード燃費は10.8km/リットル(非アバンギャルド車は11.4km/リットル)となっている。 

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の
編集/執筆/撮影を経験後、1991年より「GOLD CARトップ・ニューカー速報」の取
材/執筆を皮切りにフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、
ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、
一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る