「死んでやる」と路上に寝込んだところをひき逃げされる

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警視庁は7日、昨年12月上旬に東京都昭島市内の国道16号で死亡ひき逃げ事故を起こしたとして、八王子市内に在住する59歳の男を自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。容疑を否認しているという。

警視庁・交通捜査課によると、問題の事故は2009年12月6日の午前0時35分ごろ発生している。昭島市拝島町1丁目(N35.42.12.0/E139.21.5.7)付近の国道16号で、横断歩道上で横たわっていた20歳の女性が進行してきた普通トラックにはねられた。

女性は全身を強打してまもなく死亡。トラックは止まらずに逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、現場近くにあるコンビニエンスストアの防犯カメラ映像から車両を特定。このトラックの車体検分を実施したところ、底部から毛髪や血痕を検出したために容疑車両と断定。運転していた男をひき逃げ容疑で逮捕している。

現場は片側2車線。死亡した女性は交際相手と事故直前に口論となっており、「死んでやる」などと称して車道に寝込んだ。事故はこの直後に発生したが、車道側の信号は青だったという。

調べに対して男は「事故を起こしたかどうかはわからない」としながらも、「車体に異常な振動を感じたので直後に車体を点検した。その際に異常は見られなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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