【デトロイトモーターショー10】ヒュンダイはハイブリッドをアピール

自動車 ニューモデル モーターショー
ヒュンダイのプレスカンファレンス
ヒュンダイのプレスカンファレンス 全 18 枚 拡大写真

ヒュンダイはデトロイトモーターショーで、同社初のプラグインハイブリッド車コンセプト『ブルーウィル』、新型『ソナタ』、マイナーチェンジを行った2010年モデルの『サンタフェ』を発表した。

ブルーウィルは1.6リットル直4ターボエンジンにモーターを組み合わせるハイブリッド車で、家庭用電源などによるプラグイン充電が可能。リチウムポリマー電池を採用し、フル充電かつエンジン動力を組み合わせることで1050kmの航続距離を実現するという。ヒュンダイはこのブルーウィルをハイブリッド専用車として販売することを計画している。

ソナタはミドルサイズの4ドアセダン。米国で販売が好調な『ジェネシス』や『ジェネシスクーペ』のイメージを取入れ、アグレッシブかつ高級感のあるデザインとした。2010年後半にはハイブリッドモデルも投入するとしており、ブルーウィルの登場に先駆け、同社のハイブリッド技術をアピールするねらいだ。

中型SUVのサンタフェは2010年モデルとして外装をマイナーチェンジ。搭載エンジンを2.7リットルV6から2.4リットル直4へ、3.3リットルV6を3.5リットルV6へそれぞれ変更し、燃費性能を8 - 18%向上した。ソナタとともに米国での主力車種として位置づけ、拡販をねらう。

またプレスカンファレンスでは、“Hyundai Hope On Wheels”として小児がんと闘うこども達に対して行っている基金について紹介。この取り組みは1998年から実施しており、これまでに1240万ドルが集まったとしている。“The Hope On Wheels Tour”としてサンタフェで米国全土を巡り、こども達の手形を車体にスタンプするキャンペーンを行っており、今回のショーではその実車も展示された。

《宮崎壮人》

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