ロールスロイス ファントム なども、ブレーキの効きが悪くなるおそれ

自動車 テクノロジー 安全

ロールスロイス・モーターカーズ・リミテッドは21日、『ファントム』など4車種の制動倍力装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2003年5月23日 - 09年10月30日に製作された221台。

制動倍力装置のバキュームラインに装着されているチェックバルブの材質が不適切なため、密閉不良が起こり、バキュームポンプから霧化したエンジンオイルが制動倍力装置に侵入し、内部ダイヤフラムが損傷することがある。このため、倍力装置の気密性が保持できなくなり、制動停止距離が長くなるおそれがある。

全車両、バキュームラインを対策品と交換する。また、制動倍力装置へのエンジンオイル侵入の有無を点検し、エンジンオイルの侵入があった場合は、バキュームポンプ、制動倍力装置及びブレーキマスターシリンダーを新品と交換する。

不具合発生はなく、他メーカーからの情報でわかった。事故は起きていない。

《レスポンス編集部》

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