信越化学の第3四半期決算…大幅な減収減益

自動車 ビジネス 企業動向

信越化学工業が発表した2009年4 - 12月期(第3四半期累計)の連結決算は、経常利益が前年同期比59.7%減の908億円と大幅減益となった。

売上高は同34.1%減の6682億円と減収だった。有機・無機化学品は自動車向けや電気・電子向けのシリコーンなどは回復してきたものの、住宅向け塩化ビニル樹脂などが不振だった。電子材料も半導体シリコンの価格の低迷が影響し大幅減収となった。機能材料の一般用希土類磁石はハイブリッド車用モーター向けは堅調だったが、産業用モーター向けなどの設備投資関連は総じて低調に推移し、合成石英も価格競争激化で減収となった。

収益は売上げ不振の影響で営業利益は同61.0%減の844億円、当期純利益が同58.7%減の586億円だった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  4. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  5. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る