新日鐵と岡谷鋼機、ベトナムの工場の設計・施工会社に資本参加

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新日本製鐵と岡谷鋼機は、ベトナムのPEBスチール・ビルディングス(PEBSB)の株式をそれぞれ12%取得し、素材の供給に関する契約を締結した。

ベトナムは、政府による外資誘致含めた工業化政策に基づく投資環境が整備されており、外国企業の進出を含めた工場建設が続いている。PEBSBは、工場建物の躯体・外装建築で、設計から部材加工、現場施工までを一括して行うプレ・エンジニア・ビルディング事業の大手で、建設工期の短さ、設計の多様性、一貫した品質保証などで優位性を持つ。

新日鉄グループ、岡谷鋼機は、PEBSBと提携し、ベトナムでの建材分野向け鋼材の供給体制を強化するとともに、建材分野で新たな商品開発や、建材薄板商品ブランド力の向上など、シナジー効果を追求する。また、PEBSBへの鋼材供給を通じて、品質対応力強化、製品ブランド力向上など、企業価値向上に寄与していく方針。

《レスポンス編集部》

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