NEXCO西日本は、サービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)での収益還元結果を公表した。
同社グループは利用者に楽しさや、くつろぎを提供することで、SA、PAをこれまでの単なる休憩施設から「お客様満足施設」と呼ばれるにふさわしいサービスの提供をめざして、サービスの充実に取り組んでいる。
この一環としてNEXCO西日本は、日頃の利用に感謝して、2007年10月から毎月第1日曜日を「お客様感謝DAY」とし、SA・PAのレストラン、スナックコーナー、ショッピングコーナーの商品を2割引で提供するなど顧客に収益還元サービスを実施している。この割引の原資は、全額NEXCO西日本が負担している。
2009年は年間約12億9600万円を利用者に還元した。累計還元額は24億2500万円。
また、150か所のSA・PAでも各店舗のテナントが独自企画により自主的な収益還元を実施している。還元額は、6 - 12月の7か月間で約8600万円。
また、休日特別割引などの増客による収益の一部を活用し、ゴールデンウィーク(GW)などに既存お手洗いの混雑が見られるエリア17か所で、ユニット式お手洗いを整備し、混雑軽減を図るなど、約10億円を実施する。