新日鐵第3四半期決算…大幅減収 原材料価格高騰

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新日本製鐵が発表した2009年4 - 12月期(第3四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比35.1%減の2兆4852億円と大幅減収となった。

10 - 12月期は自動車・電機向けの製鉄事業などで回復してきたものの、期の前半のマイナスをカバーできなかった。

収益では、営業損益は316億2400万円の赤字となった。前年同期は3964億8000万円の黒字だった。経常赤字は436億4000万円、当期赤字が458億9900万円となった。ただ、10 - 12月期は4四半期ぶりに黒字となった。

通期業績見通しは、国内の建設・土木分野の需要低迷による鉄鋼マーケット環境の悪化や、鉄鋼原材料のうち原油・スクラップなど市況品価格の上昇の影響から損益を下方修正した。売上高は3兆5000億円で据え置いたが、営業利益は300億円、経常利益が100億円とそれぞれ前回予想から100億円分下方修正した。最終損益は収支トントンを予想していたが150億円の赤字となる見通し。

《レスポンス編集部》

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