愛知製鋼第3四半期決算…減収減益 価格下落と販売低迷

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愛知製鋼が発表した2009年4 - 12月期(第3四半期累計)の連結決算は、経常利益が前年同期比97.6%減の1億3200万円と大幅な減益となった。

売上高は同36.0%減の1225億7500万円と大幅減収となった。鋼材事業、鍛造品事業ともに、販売価格の下落と販売数量が大幅に減少したため。
電磁品事業は電子部品の販売増などで増収となった。

収益も販売価格の下落と数量の低迷の影響で営業利益は同92.1%減の5億2800万円だった。当期純利益は、前期末に全額取崩した繰延税金資産の回収可能性を見直し、今期一部計上を行って、法人税等調整額も計上した結果、同49.7%減の17億9500万円となった。

通期業績見通しは自動車向け鋼材・鍛造品を中心に販売数量が予想を上回ることなどから上方修正した。売上高が同23.4%減の1700億円となり、営業利益が28億円、経常利益が18億円、最終利益が32億円と黒字転換する見通し。

《レスポンス編集部》

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