アルパインが発表した2009年4 - 12月期(第3四半期累計)の連結決算は、営業損益が31億5400万円の赤字だった。前年同期は29億3300万円の赤字で赤字幅が拡大した。
売上高は前年同期比26.7%減の1204億7400万円と大幅減収だった。音響機器事業、情報・通信機器事業ともには自動車メーカー向け純正品の販売が低迷したため。
収益では、売上げ不振の影響で経常損益が23億4900万円の赤字に転落した。当期損益は45億2000万円の赤字だった。
通期業績見通しは経費削減や開発の効率化から利益を上方修正した。売上高は同18.6%減の1600億円で据え置いたが、営業損益が20億円の赤字、経常赤字が15億円と赤字幅が改善、当期赤字は30億円となる見通し。