プリウス回収修理、3か月以内に90%以上を完了する

自動車 テクノロジー 安全
9日、トヨタ自動車東京本社ビルで、豊田社長と並んで会見を行う佐々木副社長(撮影=中島みなみ)
9日、トヨタ自動車東京本社ビルで、豊田社長と並んで会見を行う佐々木副社長(撮影=中島みなみ) 全 2 枚 拡大写真
新型『プリウス』のリコールに踏み切ったトヨタ自動車だが、その回収修理は比較的速やかに進みそうだ。

リコールの内容は、ABS(アンチロックブレーキシステム)制御プログラムの書き換えだ。同社は修理の作業時間は40分程度と公表しているが、佐々木副社長は「書き換えの実時間は10分程度ですが、お客様の車両をお預かりするため前後の点検時間を含めて40分を予定している」という。

実際の修理は、車載コンピューターの解析を行う端末を使って書き換えを行う。同社の販売店には、すべての拠点でこの端末を常備している。複数の端末を所有する販売店もあり、1万台以上ある端末を使えば、対象となる約22万3000台の車両も、比較的短期間に終了できる。

「リコールは3か月以内に90%の修理を完了することになっているので、それ以上のスピードでやりたい」(佐々木副社長)とする。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  2. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  3. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  4. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  5. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る